日本で初めて「茅場町1丁目」でビールの醸造をした『川本幸民』の紹介...
- 2022/8/12
- 街の人のブログ
北康利著「蘭学者『川本幸民』(かわもとこうみん)によれば、川本幸民は近代の扉を開いた万能科学者として有名である。新居を建てると火事が追いかけてくると冗談を言うほど多くの火事に遭遇した川本幸民は、弘化3年(1846年)に八丁堀代官屋敷に引っ越した。川本家の転居は仮住まいも含めると十数回に及んだといわれています。後程自宅のあった場所を説明しますが、この住いが茅場町1丁目でした。
嘉永6年(1853年)黒船来航の翌年に『遠西奇器述(えんせいききじゅつ)』を出版しました。遠西とは「西洋」の意で、我が国の科学史上燦然と輝く金字塔となる書籍です。薩摩藩はわが国初の軍艦「昇平丸」を建造しますが、これは「遠西奇器述」の中の西洋流造船術の記述をもとに製造したものです。この本はベストセラーとなりました。
幸民はいろいろの物を自ら製作しましたが、有名なもののひとつが「ビール」です。

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