せきのまじない...
- 2023/3/17
- 街の人のブログ
2018年11月29日発行のマダムはるみさん執筆のブログ「咳止めの擬宝珠 京橋の親柱」の番外編(勝手に命名)です。日本橋には10の擬宝珠があったようで、男柱の分3個、中柱の分1個には万治元年の年号があり、他には正徳2年(1712年)の男柱の分1個、元禄12年(1699年)の中柱の分1個、さらに年号のない袖柱の分4個ということが『享保撰要集』にのっています(中央区 区史)日本橋黒江屋に残っている擬宝珠は万治元年のものです。これには鋳物師川口某の名があったようですが、『享保撰要集』には「鋳物御大工、椎名兵庫頭」の名しか見えず万治はありません。万治は4年4月25日に改元して寛文となっているので、そのためかもしれません。
古川柳によると京橋の擬宝珠には”せき(咳)のおまじない”に縛られたという話があります。

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