彫刻家 朝倉文夫と歌舞伎役者胸像との興味ある話を発見!...
- 2021/5/31
- 街の人のブログ
朝倉彫塑館(台東区)に行くことがあり、朝倉文夫となりの自伝書朝倉文夫文集『彫塑余滴』という中に歌舞伎役者像に関する文言があったのでご紹介します。
朝倉文夫曰く『予てより、私の一生の仕事として、明治の元勲を残らず作って、後世に残して置きたい念願を抱いているものだが、概に、現代までにも、大隈さん、井上薫さんから、小村寿太郎候、島津斉彬、久光、忠義の三公だとか、福沢諭吉翁、渋沢さん、団十郎、菊五郎、高島屋(市川左団次)、それに犬養さんのような政界の第一人者に至るまでを実際に拵えているわけで、すべての方面から明治という時代を形づくるよう、団、菊に至るまでの代表人物、百人から二百人までの胸像を、それぞれ後側に簡単な閲歴を刻して、神宮絵画館あたりに並べておきたいものとの考えがあるのだが、これは私の主張を土台としたものが、明治時代の場合なら出来るとの確信があってのことだ』
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