十返舎一九の『東海道膝栗毛』から菩提寺「東陽院」と 「はい、さようなら」のユーモア溢れる辞世句...

江戸時代、十返舎一九は1802享和2年出版『東海道中膝栗毛』の作者で有名です。版元蔦屋重三郎プロジューサーの勧めで、日本初の文筆家(戯作者・絵師)として生計を立て、ヒット作を次々と出す流行作家だったと言えましょう。

現在の人気作家のように、出版社の一九担当者が机の横で原稿が上がるまで傍にいたようです。

そして、十返舎一九は実際に旅をしながら『東海道膝栗毛シリーズ』を執筆し、20年以上続編を書き続けました。

この成功には、江戸初期には字が読めなかった人も生活スタイルが大きく代わり、江戸中期には庶民が字を読むことができるようになったことが大きな要因となりました。

寺子屋が普及し、庶民も読み書き算盤を学ぶ機会が増え、庶民が娯楽を楽しめる『ズッコケ面白本』が飛ぶように売れました。

『東海道膝栗毛』は実体験型の旅行記でしたので、この本の爆発的な影響が江戸の人々の旅行ブームに火を付けたのです。

愉快・コミカルな話・辞世の句が有名だった一九ですので、さぞ愉快な人と思いきやかなりの変人だったようです。

晩年は創作には手を出さず、飲酒によって身体に不自由をきたし、孤独な最期だったと言われています。

十返舎一九の『東海道膝栗毛』から菩提寺「東陽院」と
「はい、さようなら」のユーモア溢れる辞世句 https://tokuhain.chuo-kanko.or.jp/detail.php?id=4214

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