中央区の名建築(5)電通銀座ビル...
- 2021/6/20
- 街の人のブログ
電通銀座ビル(銀座7-4-17)は、電通の前身である日本電報通信社の本社ビルとして、昭和8年
(1933)に竣工しました。
鉄骨鉄筋コンクリート造り、地下2階・地上8階、高さは30m(塔屋を除く)、設計は
三越日本橋本店、旧帝国劇場などを手掛けた横河工務所(横河民輔所長)です。
昭和初期のモダニズム建築。 1階部分外壁は、石貼りをベースにガラスブロックが配置されています。
2階以上の上層部は、深い緑色のタイル貼りの外壁に特徴的なシカゴ窓(左右に上げ下げ窓をもつ大型の窓)
が並びます。
竣工時、社業の発展を展望し、東京 − 福岡間の専用電話線、写真電送設備などの通信施設も社屋内に
設置されました。
この銀座の本社社屋は、昭和42年(1967)の築地新社屋への本社移転まで34年にわたり電通躍進の
本拠となりました。
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