銀座は昭和9年頃日本一の商店街となった...
- 2021/9/8
- 街の人のブログ
東京都中央区と言えば、日本橋・銀座が注目される街として挙げられます。共に街は日々変化を遂げていますので、単純には言えませんが皆様は「日本橋は老舗がある街」、「銀座は洒落た店舗がある街」という印象を持たれているのではないかと思います。
明治初頭には銀座の不動産地価は日本橋の1/4でした。不動産の地価が街の価値を示していると考えますと、当時の銀座の商業的な価値は日本橋の1/4となります。それから70年足らずで銀座の商業的な価値は向上し、昭和9年頃には日本橋を抜き去ったと言われています。
その要因としては次に示す環境変化が影響したのではないかと思います:
1. 新橋~横浜間の鉄道開通
2. 外国人居留地(築地と横浜)間の交流(新橋~横浜間の鉄道は両外国人居留地を最接近させました)
3. 明治5年の銀座の大火を契機とする各種インフラの整備(例:煉瓦街)
4. 銀座の目抜き通りに設置された勧工場(かんこば):2021年8月のブログで紹介しました
5. 横浜・築地で創業した名店が銀座に出店

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