今年三度目の「孝玉コンビ」ー「東海道四谷怪談」ー九月大歌舞伎...
- 2021/9/9
- 街の人のブログ
「怪談話」には少し肌寒いここ数日ですが、お目当ての九月大歌舞伎第3部の「四谷怪談」を見にやってきました。今年は2月の「お染の七役」、4.6月の「桜姫」に続く孝玉コンビによる南北物の上演です。今回は昭和58年6月以来の共演です。何と38年ぶり。
民谷伊右衛門はいわゆる「色悪」の代表のような役で、仁左衛門さんにぴったりの役柄ですが、今回上演記録を見ると今回が2回目!びっくりしました。何度も見ていたような気がしていたのは初演の印象が強かったのでしょうか。孝玉コンビでの最初の上演の時、「直助権兵衛」は辰之助さんで今回は息子の松緑さんが演じるのも話題です。
「四谷怪談」が忠臣蔵の外伝であることは皆様ご存知の通りで、江戸後期の文政8年(1825)に中村座で初演された時は一番目「仮名手本忠臣蔵」2番目「四谷怪談」両方とも長いの一日では上演できず2日間に分けて上演(「江戸演劇史」渡辺保)したそうです。
そういう上演形式も面白そうですね。

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